様々な活動を通じ、サスティナブルで誰もが当事者意識を持つことのできる
コミュニティを創出し、地域活性化を促す。
「誰もがアーティストである」をテーマに、12月の冬至にあわせてキャンドルナイトを開催。
【会期】
2012年7月13日(金)~12月21日(金)
【会場】
善了寺(横浜市戸塚区矢部町125 戸塚駅徒歩より5分)
【イベント】
7/13(金)18:30~20:30 カフェデラテラ×地域ケア研究会トークイベント 『震災から学んだ医療と介護』
7/27(金)10:00/14:00/19:00 キネ・デラ・テラ(自主映画上映会)妊娠・出産ドキュメンタリー映画「うまれる」上映会
12/14(金)18:00~21:00 冬至キャンドルナイト@善了寺
【主催】
NPO法人 カフェ・デラ・テラ
【ホームページ】
http://ameblo.jp/cafedelaterra/
キャンドルでつくられた日本列島
12月中旬、戸塚駅から徒歩7分の場所にある善了寺にて、「ポスト3.11を創る」をテーマに行われたキャンドルナイトを訪問しました。境内までの道沿いに置かれたキャンドルに導かれるように進むと、まず目に留まったのは、日本列島を型どったキャンドルアート。今回のキャンドルアートのテーマに沿って「東北」と「広がるつながり」を表現したものでした。本堂では、3.11のその後と向きあうための数々のプログラムが展開されました。イベントを主宰するNPO法人カフェ・デラ・テラで活動する学生が石巻の宅老所「よってがいん」を訪問した様子を報告したり、老い、病気など人間の弱さを主題とするトークライブや、音楽ライブがあったり。年令を問わず集まった地域の人が笑いながら肩を寄せ合い、時には真剣に、プログラムに見入っている姿がとても印象的でした。
NPOの代表、成田さんは、「アートが高尚になり過ぎているような気がする。アートは本来、誰でも自由に表現できるもの。それを普通の状態にしたい」とおっしゃいます。今後も、キャンドルナイトを通して、地域と人が気持ちのこもったアートでつながっていくことがとても楽しみです。
取材・文
寿灯祭キャンドルコーディネーター
nicori
(取材日:2012年12月14日)