「こどもの未来は地球の未来」をテーマに、
海辺の芝生広場で1DAYアートフェスティバルを開催(9/16)。
10月から11月中旬まで行われる街角アートラリーは、
街中のカフェ、ギャラリー、アーティスト宅を利用し、
アート展示・販売、ワークショップやコンサートの開催に加え、会場を巡るスタンプラリーなどを行う。
【会期】
<1DAYイベント>2012年9月16日(日) ※荒天の場合:9月17日(月・祝)
<街角アートラリー>10月1日(月)~11月15日(木)
【会場】
<1DAYイベント>横浜市金沢区 海の公園・芝生地帯(最寄駅:海の公園柴口)
<街角アートラリー>金沢区内および近郊各所のギャラリーやカフェなど
【主催】
金沢文庫芸術祭実行委員会
【ホームページ】
http://www.bunko-art.org
10月下旬とは思えない暖かい日差しの中、「金沢文庫芸術祭・街角アートラリー」を訪問しました。「街角アートラリー」は10月1日〜11月15日の期間中、金沢区内の様々な場所でアート展示、ワークショップ、ライブパフォーマンスなど、23の出展者が個性溢れる催しを行うアートイベントです。
今回その中から2つをピックアップし、ご紹介致します。ひとつ目はサンコファ「プレイバックシアター公演」。
プレイバックシアターとはニューヨークで生まれた台本なしの即興劇。観客の体験・思いを司会者に伝え、それをアクターが打合せなしに即興で演じます。
最初は心の中を見られているような不思議な気持ちに・・・、それが何故か演技が終わると、とても気持ちがスーッとしました。アクターの一人、薮田さんにどうしたら即興で演じられるのか?と聞いてみたところ、日々実践練習を繰り返し、身体を動かす、時には相手の体験と自分の体験をリンクさせることで、自然に表現することが出来るとのことでした。
初めての体験に心躍りつつ、次は「稲取雛の吊るし飾り&パッチワーク展」へ。こちらは普通のご自宅を開放したスペースに吊るし雛とちりめん細工が美術館のように展示されていました。吊るし雛は地域の伝統的なモチーフを飾ることが多いのですが、作家の大谷さんのオリジナル モチーフもあります。ひとつひとつ丁寧で繊細な作品はまさに芸術。展示の仕方もオリジナリティがあり、作品をますます引き立てていまし た。
最後にアサバアートスクエアへ。金沢文庫芸術祭の拠点でもあるアートあふれる空間でした。中庭ではダンスやワークショップ、ライブも 開催されます。
私は一日のみの体験でしたが、金沢文庫の自然とアートが一体となり、澄み切った青空に心が 潤う一日でした。
皆様も是非体験してみてください。きっと気持ちの良い時間を過ごせるでしょう。
取材・文
長者町アート☆プラネタリウム 斉須春美
(取材日:2012年10月26日)